パソコンはオッチョコチョイを救う

こんにちは。
小さな会社のホームページ運営をお手伝いする、コトリンクの原です。
今日は、自分のことを少し話そうと思います。
すごく古い話になりますが、私は算数・数学が好きだけど苦手な子供でした。
好きなのはその思考回路。
AはBとなり、BはCと同じだから、結果、AはCと同じである、というような理屈がとっても腑に落ちるのです。
理由と結論が明白なことが気持ち良かったのです。
でも計算・特に暗算苦手で、そして勘違い気質でした。
計算の凡ミスだけではなく
時速223キロ、と書いてあるのに自分が勘違いして 時速233キロ で計算してしまったりするのです。
中三のときはそれで数学の点数が伸びず、一度定期テストを返してもらったときに先生に赤ペンで大きく
バカ!!!
と書かれてしまったことがありました。
熱心で優しい数学の先生は、式があっているのに最後の足し算で間違える、というような凡ミスで高得点の文章題を連続で落としている私に「もったいないだろ!最後ちゃんとやれ!バカ!!」と言ってくれたのです。
自分がオッチョコチョイだと認識はできたものの、アルバイト先でも凡ミスは続きました。
ノートへの転記を間違える。
23個と32個を間違える。
プログラミングなんかではもっと顕著で、:(コロン)と;(セミコロン)を間違えて動かなくなる。
凡ミスを防ぐために人の倍確認作業に気を使わねばならないということに気づいて緊張して作業していくしかありませんでした。
月日は流れ、私はバブルの後半に文系の大学を卒業しなんとなくコンピュータメーカーに入社しました。男女雇用機会均等法が施行された頃で人手不足もあり、「女子総合職の採用」を行っていた会社に入社できたのです。
その会社の研修で、はじめて「パソコン・コンピュータ・ネットワーク」を知りました。
なんてすごいんだ!
と思いました。
私は猛烈なオッチョコチョイで、
人の倍の時間かけて確認作業をしないと正確な作業が完了しないという欠点があるのです。
わたしの苦手分野をコンピュータがなんとかしてくれるかも!!と思ったのです。
そんな私に、最初に就職した会社のOJTについた先輩はこういいました。
転記をするな!間違えるから!
再入力も同じだぞ、人は必ず入力ミスをする!
計算はコンピュータがするもんだ!
同じところを参照するようにしろ、そのミス、プログラミングでなんとかできないか考えろ!!
新入社員ですから最初はお客向けのプログラミングなんてさせてもらえません。
業務改善の社内プログラムを作らされたのですが、そこで基礎の基礎、基本の基本を叩きこまれました。
(いい会社・いい先輩に出会えたことを感謝しています)
おかげさまで色々な転機があり、他の会社へ行って事務の仕事をしたときは
間違えないようにこっちの表にチェックをつけて
といわれると
Excelでなんとかできるんじゃないかなぁ
と考えるようになりました。
(実際にそれができたときはすごくうれしかったです。時給はあがりませんでしたが💦)
コンピュータは冷たいモノだと思われるかもしれませんが、
わたしの苦手だった計算やチェックは、間違えずにやってくれます。
わたしなんかとはくらべものにならないほど正確で速いです。
ちなみに整理整頓も苦手ですが、パソコンのファイルで残しておけば「検索」できます。これは助かる。
苦手なことをパソコンにまかせる。
その後私は紆余曲折あって、一人で「ホームページ運用のお手伝い」の仕事をはじめたのですが、そこでもこの考えはずっと持ち続けています。
パソコンはややこしい、間違えるととんでもないことになる、なんだかよくわからない、手でやったほうが早い。
とか、
パソコンでササーッとできるんだろうけど、でも私には無理だからアナログのほうが早いわ・・・
とか耳にすると
パソコンはそんなにこわくない、
パソコンはオッチョコチョイを救う、
ルールがちょっとわかればいいだけ!!
と思います。
・・・と、長くなってしまいました。
わたしはそんな感じでお手伝いをしていきたいと思っています。
コンピュータもスマホも最初のハードルは高いかもしれないけどそれさえ越えればうまく働いてくれます。
よかったらご相談くださいね。