ドメインって何?どうやってとるの?

会社組織や個人事業主だけではなく任意団体やボランティアグループも、活動を広報するためにサイトを作りたいというご要望をいただくことがあります。
メンバーに活動予定を知らせたり、広く知ってもらうためにもホームページがあるといいですね。
そんなときに聞かれる素朴な質問
「ドメインって何?」
について改めてメモしておこうと思います。
目 次
ドメインって何?
ドメイン名とはインターネット上の住所ともいえるものです。
たとえば・・・
このドメインの、cotolink.comの部分がドメインです。
ドメインにはいくつかの種類があります。
最後の部分がnet/com/jp/netなど、ドメインにはいくつかの種類があります。
大きくは「誰でも取れるドメイン」と「取得するのに一定の要件が必要なドメイン」に分かれます。
取得に一定の要件が必要なもの
co.jpがつくもの:会社組織
.go.jpがつくもの:政府関係組織
.ac.jpがつくもの:教育関係組織
これらのドメインは誰でも取れるものではありません。
取得するためには、会社組織である証明書が必要です。
誰でも取得することができるもの
.com.net.orgなど、たくさんあります。
詳しく解説してあるページ
ドメインはどこで買えるの?
ドメイン販売を行う会社があります。
細かいことは省きますが、ドメインは世界にひとつだけのもので、それを管理しているのがICANNという団体です。カリフォルニアに本部があります。
日本のドメインはJPNICが管理しており、そこからドメイン販売会社を通してわたしたちが購入する、という形です。
わたしたちがドメインを利用するために購入するときは「ドメイン販売会社」とお金のやりとりをする、ということですね。
ドメイン管理会社はたくさんあります。
代表的なところでいうと、
お名前.com
バリュードメイン
ムームードメイン
などがあげられます。
また、最近ではレンタルサーバの会社の関係会社がドメイン販売を行っていることもあります。
取得する際に注意しておくこと
わかりやすい名前にする
どのドメインでも大きな差はない・どれでもかまわないです。
com/.net/.orgがおすすめです。
聞いたことがあるので、わかりやすく親しみやすいですよね。
団体の名前につながるような、わかりやすく手短なドメイン名がおすすめです。
日本語ドメインを避ける
それと「コトリンク.com」などドメイン名に日本語を使うこともできます。
でもこれはやめておきましょう。
日本語ドメインは、アルファベットの文字列でやりとりをするインターネットの世界では異端な存在です。
日本語の部分は「ピュニコード」という文字列に変換されてインターネットの世界では存在しています。
さきほどの「コトリンク.com」ですが、日本人には日本語に見えても、
インターネットの中では「xn--pckh7d2gvb.com」というかえってややこしい文字列に変換されて存在しています。
ドメインは早い者勝ちである
短い文字列であったり、誰にでもわかるドメイン名はすでに誰かのものであることが多いです。
ドメインをとろうと思ったら、早めに行動するほうがいいですね。
取得表と更新料(いくらかかるの?)
ドメインの取得・利用は有料です。
でも、一番高いjpドメインでも一年で3500円~4000円程度、
comドメインであれば1,500円程度です。
年間で数千円、ですよ~!安いと思います。
よくドメイン会社で、「comドメイン90円」などとキャンペーンをやっていますが、こういうキャンペーンは初年度の費用が90円などの低価格、ということが多いです。
そのあとは毎年更新料がかかってきます。
(ドメインの種類によって違いますが1,500円~2,000円程度毎年の更新料がかかりますということです)
ドメインを購入するのはどこでもかまわないと思いますが、ドメイン管理会社を変えよう、と思うと「移管料」がかかります。
色々細かな点がありますが、わたしのおすすめは「エックスサーバとエックスドメイン」です。なぜおすすめかは次回ゆっくりお話しますね。